網干総合車輌所103系 (播但線用) 【最終更新日】
2023年06月24日

 1998(平成10)年に電化された播但線姫路−寺前では、同線用に改造された103系3500番代が使用されている。103系3500番代はクモハ103(2500番代)+モハ102を種車に、モハ102を先頭車化改造することで2輌編成化した車輌。そもそも、クモハ103(2500番代)自体がモハ103の先頭車化改造車であり、改造時期こそ違えどクモハ103・クモハ102共に先頭車化改造車という組み合わせになった。
 2輌でのワンマン運転が基本で、ラッシュ時間帯を中心に2編成併結した4輌での運転も行われている。



▲田植え前の水田を横目に快走するクモハ103−3507+クモハ102−3507。写真右側のクモハ102−3507にはトイレが追設され、その部分の側窓が埋められている。

(撮影日:2005年05月15日)



▲2008(平成20)年に登場した「銀の馬車道」ラッピング編成。第2編成と第3編成の併結運転 ((´I `*))♪

(撮影日:2011年09月25日)



▲早朝の播但線を下るクハ103−15+モハ103−15+モハ102−15+モハ103−16+モハ102−16+クハ103−16。播但線では電化開業以来、早朝の姫路〜寺前間1往復(下り始発電車とその折り返し)は山陽本線快速電車の前運用として113系6輌編成(後に221系)が使用されていたが、2006(平成18)年3月に姫路駅の山陽本線部分だけが高架化され、姫路駅構内で播但線から山陽本線への転線ができなくなったため運用が分離された。播但線運用は日根野区から転入した103系6輌編成が充当されることになり、2006(平成18)年11月に再び113系に置き換えられるまで使用された。

(撮影日:2006年05月03日)

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