吹田総合車輛所日根野支所105系 【最終更新日】
2022年09月18日

 和歌山線・桜井線・紀勢本線和歌山〜和歌山市で運用される4ドア車と紀勢本線紀伊田辺〜新宮で運用される3ドア車が配置されていたが、4ドア車は227系1000番代の投入で、2019(令和元)年6月に紀勢本線和歌山〜和歌山市、同9月に和歌山線・桜井線での定期運用を終了している。
 3ドア車は2004(平成16)年に福塩線で使用されていた車輛が岡山電車区から転入したもので、紀勢本線紀伊田辺〜新宮で運用されていた。SF001編成〜SF005編成の5本配置で5運用(61〜65)をこなし予備車がないことから、3ドア車の検査等の予備車として、4ドアのSW004編成とSW009編成が残留し、この2編成の代走は「紀南代走」と呼ばれて注目を集めたが、いずれも2021(令和3)年3月のダイヤ改正で運用終了となった。



▲和歌山線を走るクハ105−8+クモハ105−518。いずれも103系1000番代からの改造車で、クハ105−8はクハ103−1000番代の面影を色濃く残している。バス用クーラーを流用したWAU202による冷改が行われているが、機器は床下に設置されているため、まるで非冷房車のように見える。また、クモハ105−518は1992(平成4)年に霜取り用のパンタグラフを増設され、冬季は限定運用されていた。

(撮影日:2007年02月03日)



▲クモハ105−517+クハ104−551のSW010編成は、クーラーがクモハ105は集中型のAU75、クハ104は分散型のWAU102を搭載した凸凹編成になっていた(その後、単色化)。

(撮影日:2010年08月18日)



▲経費節減を目的に単色化された105系。期待したエメラルドグリーンより青味が強い塗色になりました (ノдヽ*)・・・・・

 【注意】この場所は雑草が繁茂して、現在このような写真を撮影することはできません。

(撮影日:2010年09月18日)



▲クハ104−551。1990(平成2)年に和歌山線で起きた踏切事故で廃車になったクハ105−7の代替にモハ102−385を電装解除&先頭車化した車輌で、クハ104に新たに550番代が起こされた。その後、追加改造車は出ていないので、1番代1輌のみの在籍となっている。運転台は廃車になったクハ105−7のものを再用したため、クハ104で唯一の103系1000番代顔となった。また、105系4ドア車でWAU102を搭載するのも同車のみで、改造車ならではの珍形態となっている。

(撮影日:2010年08月08日)



▲誇らしげに前パンを振りかざして快走するクモハ105−507+クハ104−507。撮影当時、霜取りパンタを搭載した105系は5本中4本が単色化され、春日色で残るのはこの1編成のみとなっていました (;´д`)  (2014年7月吹田工場に入場し、単色化)

(撮影日:2013年02月03日)



▲朝の4輌編成の先頭に立つクハ104−551(SW010編成)。トレードマークのWAU102が目立ちます ((´I `*))♪ 

 【注意】この場所は金属柵が設置されたため、現在このような写真を撮影することはできません。

(撮影日:2016年05月22日)



▲和歌山線にも227系の新製投入が始まり、2019(令和元)年秋には105系の置換が完了することが発表されたため、桜と105系の組み合わせも今春限りに…

(撮影日:2019年04月06日)



▲紀勢本線紀伊田辺〜新宮で運用される3ドアの105系0番代。福塩線からの転用車で、転入当初はまるで飯田線119系のような車体色となっていた。

(撮影日:2012年10月21日)



▲ここにも単色化の波が到来…ダサかっこいいです!! ((´I `*))♪

(撮影日:2012年10月21日)



▲最後まで春日色で残ったSW013編成による紀勢本線代走。

(撮影日:2015年10月22日)



▲紀の国トレイナート2016の実施に合わせて、ラッピング列車「ミライ号」となったSF001編成。

(撮影日:2016年11月04日)



▲紀の国トレイナート2017の実施に合わせて、SF002編成がラッピング列車「子どものきもち号」となった。

(撮影日:2017年11月05日)



▲団体臨時電車「ありがとう105系串本の旅」で紀勢本線を4輌編成で走行(SW004編成+SW009編成)

(撮影日:2019年10月13日)

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