下関総合車輛所115系 (クハ115−608) 【最終更新日】
2018年12月28日

 広島地区の普通列車短編成化に必要な先頭車を確保するために、1983(昭和58)年にサハ115−6を先頭車化改造した車輌。153系の廃車発生品であるAU13×6基を転用して冷改されている。2008(平成20)年に編成を組む他の車輌が体質改善工事を施工され車体色が体質改善車色に変更されたため、同車もお付き合いで体質改善色に変更された。その際に肩部の押込型通風機が撤去されたため、屋根上が少々寂しくなった。
 2012(平成24)年〜2013(平成25)年にかけてAU13冷改車が相次いで廃車になり、同車が最後の生き残りとなった。
 2015(平成27)年に定検施工された際に、車体色が末期色化されて、AU13冷改車では初の組み合わせとなった。
 2018(平成30)年に廃車となった。


▲AU13を6基搭載したクハ115−608。押込型通風機を肩部に移設し、急行型のような機器配置になった。

(撮影日:2005年10月23日)



▲車体色が体質改善車色になり、屋根上の押込型通風機も撤去されたクハ115−608。

(撮影日:2009年11月01日)



▲まさかの末期色+AU13の組み合わせとなったクハ115−608。

(撮影日:2016年01月06日)

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