豊田車両センター201系 「四季彩」 【最終更新日】
2009年08月02日

 奥多摩方面への観光客誘致を目的に、2001(平成13)年にクハ201−134+モハ201−263+モハ200−263+クハ200−134を大井工場で改造した展望型電車。一般公募により「四季彩」と命名された。車体色は奥多摩方から1輌ごとに沿線の春・夏・秋・冬をイメージしたものに一新し、沿線の風景を堪能できるよう、多摩川側(奥多摩方面に向かって左側)の側窓を大型1枚窓に交換し、その部分は座席をクロスシートに交換している(クハ200−134のみ窓向きのペアシートに交換)。
 なお、車体色は2005(平成17)年6月に現行の白色ベースに多摩川をイメージした青色のラインが入ったものに改められ、逆に立川方から1輌ごとに沿線の春・夏・秋・冬と景勝地を描いたデザインとなった。各車輌のコンセプトは下記のとおり。
●クハ201−134(春)…吉野梅郷と梅の花 ●モハ201−263(夏)…御岳山とレンゲショウマの花
●モハ200−263(秋)…鳩ノ巣渓谷と紅葉 ●クハ200−134(冬)…奥多摩湖とゆずの花
 2009(平成21)年にホームグラウンドの青梅線青梅〜奥多摩間でさよなら運転を行った後、廃車になった。



▲通い慣れた青梅線を立川に向けてラストラン。乗務員室には花束も添えられた。

(撮影日:2009年07月21日)



▲クハ201−134。青梅沿線の春を春をイメージした吉野梅郷と梅の花のデザイン。

(撮影日:2008年06月29日)



モハ201−263。青梅沿線の夏をイメージした、御岳山とレンゲショウマの花のデザイン。

(撮影日:2008年06月28日)


モハ200−263。青梅沿線の秋をイメージした、鳩ノ巣渓谷と紅葉のデザイン。

(撮影日:2008年06月29日)



クハ200−134。青梅沿線の冬をイメージした、奥多摩湖とゆずの花のデザイン

(撮影日:2008年11月08日)

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