中原電車区205系 (南武線用) 【最終更新日】
2016年03月05日

 首都圏では山手線・横浜線に次ぐ205系の投入線区となり、1989(平成元)年3月のダイヤ改正から運用を開始した。前記2路線では205系が続々と投入されて早々に103系の置換が完了したのに対し、南武線では101系の置換が完了した1991(平成3)年の時点で新製投入が止まり、長らく103系や209系との共存が続いていた。2002(平成14)年になって、E231系投入により捻出された山手区の205系が中原区に転入してようやく103系の置換が始まり、2004(平成16)年末に最後まで残った103系(ナハ22編成)が鎌倉総合車輌所に廃車回送され、205系・209系に統一された。
 この時点の205系の顔ぶれを見ると、新製配置組(ドア窓が大窓)が15編成、山手線に新製配置された転用組(ドア窓が小窓)が11編成、山手線に新製配置された転用組のうちサハ205を先頭車化改造したクハ205(204)−1200番代を先頭にした編成が5編成となった。
 2014(平成26)年からE233系による置き換えが始まり、2016(平成28)年1月に最後まで残ったナハ46編成を使用した臨時電車の運転をもって全車引退となった。



南武線開業80周年記念ヘッドマークを付けた、ドア窓が小窓の山手線からの転用組。

(撮影日:2007年04月08日)

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